歯周病治療と義歯 歯周病とはとは?
歯周病とは、歯垢(プラーク)という1mm3に1億もの細菌のかたまりが、歯肉の周囲につくことにより、歯肉が炎症をおこし、その炎症が歯を支える骨を溶かしていく病気です。通常痛みはあまりなく気がつきにくいことと、年とともに進行が早くなるため30才以降は特に気をつけないといけません。また、口臭の大きな原因のひとつにもなっています。

平常な状態

初期(歯肉炎)

歯茎が赤く腫張ぎみ出血がある

中等度歯周炎

骨が半分以上溶けて、歯肉と根のすきま(歯周ポケット)があき始める。

治療は患者さんの歯ブラシを基本として、歯石をクリーニングしたり、中等度から重度においては歯周外科という外科処置も必要となる場合があります。また、近年には条件が整えば骨を再生する再生療法も可能となっております。

重度歯周炎

骨が半分以上溶けてくる抜歯になることが多い

実際の症例

【Case 1】

イメージ
イメージ

初診時、前歯の唇側の歯槽骨は吸収しポケットの深さは8mmを示した。

歯槽骨吸収は歯の根尖の付近まで及んでいる。

イメージ
イメージ

歯周外科処置として骨移植および組織再生療法によりポケットの深さは3mmに改善された。

歯槽骨レベルの改善がX線写真でも確認できる。

【Case 2】

イメージ
イメージ

初診時全顎的骨吸収を認め、左下6番のポケットの深さは9mmを示した。

歯槽骨吸収は歯長の1/3以上にまで及んでいる。

イメージ
イメージ

治療終了3.5年経過後も、ポケットの深さは3mm以内であり健康が維持されている。

歯槽骨レベルの改善がX線写真でも確認できる。